小仏〜景信山〜陣馬山〜藤野駅を歩く

暖かな日が続くようになったので、景信山から陣馬山までプチ縦走してきました。

この辺りでは高尾山が有名ですが、景信山や陣馬山も都心から日帰りで行ける山として老若男女問わず人気の山です。しかし気軽に行けるとはいえ登山には変わりないので、トレッキングシューズやストックなどしっかりとした装備で行ってきました。

JR高尾駅からバスで小仏バス停まで向かいます。バスは駅北口2番乗場から出発し、約20分で小仏バス停に着きます。車内はほぼ登山客。時期によるのでしょうか、臨時便を出して対応していました。

小仏バス停を降りたら、景信山登山口に向かいます。バス停にはトイレもあるので、事前に済ませておくと安心です(登山客で混雑しますが)。

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小仏バス停から登山口へ

バス停から舗装道路をしばらく歩くと景信山登山口着きます。

景信山登山口

景信山登山口

登山口からは急な林道を登っていきます。途中石が転がっていたり、木の根がむき出していたりしますが、気をつけて歩けば難なく通過できると思います。途中緩やかな箇所もあり、気持ちよく歩くことができました。

景信山

景信山

景信山

景信山

登山口から一時間弱で景信山の頂上に到着です。頂上からは高尾山や相模湖、富士山が見渡せます。八王子市街も眼下に広がり眺望が良いです。また頂上には茶屋があり、多くの人で賑わっていました。ここでお昼を食べます。

景信山

相模湖

相模湖

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お昼を食べたら茶屋裏手の三角点を先に進み、陣馬山に向かいます。ここから先は東京都と神奈川県の県境をなす尾根に沿って進みます。関東ふれあいの道として整備されており、高低差もさほど無く幅も広いので、気持ちよく歩くことができます。

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中巻き道と分岐していました。巻き道に進みましたが、幅が狭くなりますので足元に注意が必要です。

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伐採されて山肌が露出しているところを通過します。

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しばらくすると明王峠に出ます。茶屋がありましたが僕たちが訪れた時には営業をしていませんでした。南側に視界が開け腰掛けるところがあるので、多くの人が休憩を取っていました。ここから相模湖駅に下るコースもあるようです。

明王峠

明王

しばらく先に歩を進めると、景信山山頂から約2時間で陣馬山山頂に到着です。シンボルの白い馬が眩しいです。

陣馬山

ここ陣馬山の山頂には遮るものがなく360度素晴らしい眺望が広がります。東には八王子市街が、南から西には丹沢の山々や富士山が、そして北には奥多摩の山々が見渡せます。この日は霞んでいましたが、薄っすらと富士山が見えました。

富士山

富士山

茶屋も3軒ありました。その内の1軒でゆずシャーベットとバッヂを購入。広い芝生の近くで持参したコーヒーと一緒にいただきました。

藤野ゆずシャーベット

藤野ゆずシャーベット

大空に鯉のぼりがたなびいています。

鯉のぼり

鯉のぼり

この日は天候にも恵まれ、広々とした山頂で素晴らしい景色を見ながら気持ちの良い時間を過ごすことができました。時間もあまりないのでそろそろ下山です。

陣馬山山頂から和田バス停に向かいます。やや傾斜のある階段を降りていくと次第に緩やかな山道になります。途中ベンチもありますが日が傾いてきたので、先を急ぎます。


山頂から約一時間で麓の県道に出ました。桜が満開です。

バス停まで残り0.8km、舗装道路をバス停まで歩きます。

ようやくバス停に着きました。ここから藤野駅行きのバスが出ています。

和田バス停

下山した時刻が遅く、バスを逃してしまったので藤野駅まで歩くことにしました。約5.5kmの道のりです。普段ならなんてことのない距離ですが、下山後にこの距離を歩くのは長く感じます。バスに乗らないのであれば、栃谷尾根を下ればもう少し歩く距離が短かっただろうなと思いながらひたすら歩きます。途中公衆トイレがありました。ありがたいです。

日も暮れてきました。藤野駅の直前に卵型のトンネルをくぐります。

トンネルをくぐればすぐ中央線の踏切です。踏切を渡って右に曲がれば藤野駅到着です。すっかり日が暮れてしまいましたが、無事駅に着くことができました。

藤野駅

藤野駅

和田バス停から藤野駅まで予定外に多く歩いてしまいましたが、全般的に達成感のある行程でした。特に景信山から陣馬山に到るまでの尾根道は爽やかな風が吹き、気持ちよく歩くことができました。また景信山、陣馬山それぞれの山頂は開放的で、素晴らしい眺望が広がっていました。また違う登山ルートで来てみたいと思える山でした。

サンポスキー