2021年撮り(鳥)初め
2021年最初の鳥さん観察へ。
川崎市にある県立東高根森林公園に行ってきました。
小田急線の向ヶ丘遊園駅から歩いて行ってみることにしたのですが、府中街道から公園へ向け上っていく際に、北関東方面の山が見えました。
いつもは、富士山や丹沢、奥多摩方面の山々を見る機会が多いですが、こちらの方面を見ることはあまりないので新鮮でした。
坂を登り切ったら東名高速道路の上を渡り、ちょっと行くと公園の北口に到着します。
こどもたちで賑わう遊具エリアを抜け、時計回りに園内を回ることにしました。
さっそく、木道でカメラを構える方たちがいて、何がいるのか気になったのですがとりあえず先へ。
所々凍っているところもありましたが、カモさんは何のその。
池の近くには美しいロウバイが咲いていました。もう少ししたら梅の季節ですね。
鳥さんの声はたくさん聞こえつつもなかなかその姿をキャッチできず、花木広場という小高い場所までやってきました。
その脇の茂みにて、ガサゴソという音が。
ウズラのようなかわいさ! 我々にとってはお初の鳥さんです。
帰宅してから、重宝していてる手持ちの図鑑で確かめたところ、「暗闇から聞こえるさみしげな声」と書いてありました。少し気になります。
まだまだビギナーなので、見慣れない鳥さんを見つけた後、帰宅後に図鑑で調べるのがちょっとした楽しみでもあります。
このトラツグミさんはすぐに姿を隠してしまい、しばらく出待ちをしていたのですが、今日はこれきりでした。とそこに、聞きなれない鳴き声と、高い枝にとまる比較的大きな後ろ姿。
市街地でも野生化したインコさんが群れでみられるというのは知っていましたが、初めてお目にかかれました。
見慣れたバーダーさんにとっては、ヒヨドリさん並みのポピュラーさかもしれませんが、私的には少し興奮しました。なぜなら、「道路脇にモモイロインコさんが2羽いる」という夢を数日前に見たから。
その後、また来た道を戻ることにしました。
カメラを構えた方たちが集まる辺りに再び差し掛かって、一体何がいるのかな~と思って立ち止まっていたら、「ヤマシギ」がいるのだと教えて頂きました。
普通に通りすがるだけでは絶対に見つけられない、遠くの茂みにその子はいました!
見ている間ずっと、長い嘴で地面を掘り返すようにつつきながら歩いていました。
ずんぐりとした体と特徴的な頭部、寄せ木細工のような美しい羽。
体の大きさのわりに小さい、つぶらな瞳。なんともユニーク。
まるでニュージーランドの国鳥「キーウィ」のようだなと思いました。
ちなみに、サンポスキーは現地で生キーウィさんを見たことがあるそうです。
どこでもそう簡単に見られる訳ではないと聞いて、教えて頂いたことに感謝です。
また出会いたいなと思いつつ、公園を後にしました。
しっかりと着込んで行ったはずなのですが、動きを止めていると手指から冷えてしまいました。日差しもほとんどなかったため、とにかく寒かった。。公園を出るときには冷え切ってしまっていました。
帰り道の川沿いにて、ジョウビタキさん(メス)を発見!
ジョウビタキさんも実はお初。新年早々たくさんの出会いに恵まれました。
慌ててカメラを出したので、シャッターチャンスが少なかったのですが、サンポスキーが収めてくれました。
近くにハクセキレイさんが何羽かいたので、縄張りバトルをしていたのかもしれません。オレンジ色の尾羽がとてもきれいでした。
先述の通り今日はかなり寒かったです。
マスクの中が鼻水で濡れて気持ち悪かったり、手が凍えてしまったりしたので、次回へ向けて要検討です。あと、マスクをしたまま双眼鏡を覗くとレンズが曇るので、それもなんとかしたいです。
寒さゆえの問題は多々ありますが、冬ならではの出会いもまた格別なものです。
感染対策に十分気を付けて、今年もマイペースにお散歩をしたいと思います。
サンポスカヤ