ガムラスタン

Google Mapでビーナスライン周辺を見ていたところ、目に留まった「ガムラスタン」というお店。ストックホルムの旧市街「ガムラスタン」と同じ名前なのでスウェーデン関係の何かかなと調べてみると、おしゃれなログハウス風の北欧料理店でした。これは行かねば!とランチタイムにお邪魔してきました。

 

どこにあるの?

JR茅野駅から車でビーナスラインを進んでいくと、蓼科高原に登り始めるほぼ麓のあたりの右手にあります。

 

大きな看板があるのでわかりやすいです。

 

着いたのはちょうどお昼の12時頃。すでに駐車場には多くの車が停まっていました。人気店なのか、入れなかったらどうしようと不安がよぎります。

 

お店へ

車を停めて駐車場からお店に向かうと、まずスウェーデンの国旗がお出迎えしてくれました。IKEAに行けば見れますが、思わずパチリ。

 

 

国旗の下には年季の入った看板。スウェーデン語でしょうか、Skandinavisk restaurang(スカンジナビアレストラン)と書かれています。

 

木々の下をレストランに向かって歩いていくと、入り口で女の子?がVälkommen(Welcome)してくれていました。

 

素敵なファサード

 

ランチメニューは3つのコースから選べるようです。価格も松竹梅プライシング。

 

 

お料理

コースはどれにしようか迷いましたが、おすすめのヴィンヴェリーコースにしました。

 

カトラリーレストが小枝。シンプルだけど雰囲気と合っていてとてもおしゃれ。

 

まずは前菜。ニシンのディルマリネ・マスタードソースです。普段の料理にはなかなか無いディルとマスタードソースの組み合わせ、一皿目から異国料理感がたっぷりです。

 

自家製のライ麦パン。これがふかふかして美味しかった。

 

二皿目は、アボカドのサラダと魚介類の盛り合わせ。手前のピンクの料理はビーツと洋梨とオリーブのサラダ。最近ビーツは見かけるようになりましたが、洋梨やオリーブとの組み合わせは初めて。ビーツの甘さに洋梨の爽やかな風味とオリーブの塩味が絶妙にマッチした一品でした。

 

こちらが本日一番印象に残った料理、椎茸と根セロリのスープ。サーブされた時は、マッシュルームじゃなくて椎茸?根セロリってどんな味?と戸惑いましたが、一口食べると…うまっ!これは絶品でした。どうやって作っているのかわかりませんが、濃厚なスープに椎茸の香り!是非また食べに来たい、そう思えるスープでした。

 

お次はこちら、帆立貝のグラタン。グラタン皿で来るかと思いきや、まさかのこの形。グラタンソースに隠れて見えませんが、大きなホタテが中に入っています。貝殻が熱いので食べるときは注意が必要です。

 

そしてこちらが本日のメイン、牛リブのステーキ。奥の付け合わせはジャガイモのキャラメルソース和えとフランス産の小さなグリンピース。甘さ控え目のさらっとしたソースでお肉の旨味がダイレクトに伝わります。

 

もう一方のメインはタラのムニエル。一見小さく見えますが、肉厚で身がしっかりしているので満足感たっぷりです。奥にちょっと見えるサラダがお肉にもお魚にも付いてきます。

 

最後はデザート。ヨーグルトアイス、キャラメルムースケーキ、洋梨のコンポート、リンゴンベリーと盛りだくさん。

 

飲み物はコーヒーをオーダーしました。写真を取り忘れてしまいましたが、紅茶も大変美味しかったです。スウェーデン紅茶と呼ばれる独特の香りのあるもので、多分入口で販売されていました。

 

美味しかった、大満足です!

どれもこれも美味しく、こんなに食べて良いのかと思うほどボリュームたっぷりでした。

 

お店の雰囲気

レストランの中全体の雰囲気も素敵で、絵になります。

 

入り口付近にはスウェーデン雑貨の販売もあります。

 

お会計はレジにて。レジの向かい、入り口の上の壁にはスウェーデンの民族楽器、ニッケルハルパが飾られていました。なかなか生でお目にかかることのできない楽器です。擦弦楽器だけど、弦はキーで抑える珍しい楽器。一度、弾いてみたいですね。

 

お店を後に

お店を出ると既にランチタイムが終わっていました。ディナーは17:30から。

 

またぜひ来たいなと思う素敵なお店でした。

 

レストランのアプローチに生えていたエノキ?の実が霞んだ曇り空に映えていました。


身も心もいっぱいになったところで、御射鹿池へ向かいます。


サンポスキー