春の嵐の後
春の嵐が去った朝の散歩。
真っ青な青空に椿が映えていました。椿と言えば伊豆大島や五島列島が有名ですが、どちらも未だ訪れたことのない場所。コロナが落ち着いてきたら行ってみたい場所であります。
まるでバラのような椿。上の椿とは全然違う花なのにこれも椿、乙女椿というそうです。白い小さな花との組み合わせが綺麗です。
咲く椿もあれば落ちる椿も。昨日の風雨でだいぶ花が落ちていました。
花ごとポトっと落ちる様は縁起が悪いと言われていますが、木の根元に花の絨毯が広がるようで風情があるなと思います。遠くから見るとその場所だけライトアップされているかのよう。昔の人は落ち椿といい、春の季語として詠んでいたようですね。
歩いているとコツコツコツコツという木を突く音が聞こえて来ました。コゲラさんです。いつもは木の高い所にとまっていますが、今日は低い所で発見。こんなに近くで見たのは初めてです。
ハクモクレンでしょうか。コブシとの違いがわからなかったので調べてみると、ハクモクレンは花びらが9枚(内1枚は萼)で、コブシは6枚とのこと。写真でみると花びらの数が6枚なのでコブシですね。
ムスカリ。鮮やかな青紫色が綺麗。
ミモザ。2月中旬頃から街やお花屋さんで綺麗な黄色い花を見かけるようになります。満開になったと思うとすぐに色が変わり、あっという間にシーズンが終わってしまいます。この日見かけたミモザもすでに蛍光色から濃い黄色に変色したものでした。次回はまた一年後ですね。
ローズマリー。近くを通ると爽やかな香りが漂って来ます。ローズマリーというとアロマや香辛料といったイメージが強いですが、この小さな青紫色の花も好きです。
朝はまだ肌寒さが残っていましたが、日中は気温がぐんと上がりました。今週は暖かい日が続くようで、いよいよ春本番という感じです。桜の開花も気になりますね。