九品仏浄真寺ぶらり旅
・人混みは避ける
・マスクにサングラス、帽子に日傘、そして腕カバーもしくはカーディガン(激アツ)
・なるべく歩いて移動
・水分補給はこまめに
以上を気を付けながら、今回は九品仏浄真寺に行ってきました。
東急大井町線にある九品仏(くほんぶつ)駅からすぐです。しかし、今回は自由が丘駅からテクテクと住宅街を抜けて行きました。
そういう名前のお寺がこの駅にある、程度には知っていましたが、敷地に足を踏み入れた途端、こんなに立派なお寺だったとは!!と驚きでした。
大きな松の並木道を歩いていきます。
入ったらすぐに閻魔様がいらっしゃいました。お堂もぴかぴか、檜の香りがむんむん。
閻魔様のお堂を過ぎて、仁王門へ。このもったりした感じのフォント、結構好きです。
大きな鐘、音を聴いてみたいです。柱に凝った飾りが施されていて、干支が彫られているようでした。帰宅して写真を見返していて気付いたので、もっとしっかり見てくればよかった、、と思いました。
本堂・龍護殿の脇に、立派な銀杏の木がありました。
奥に見える支柱に支えられた枝には、まだ緑のギンナンがたくさん生っていて、その生命力の強さは見事でした。
想像していなかったスケールのでかさに圧倒されながら本堂へ上っていくと、
お堂自体、お釈迦様、お堂の空気、総てに圧倒されつつも、なんとも言えない心穏やかな時間に包まれる、そんなお堂でした。
お線香もあげさせてもらい、お釈迦様を見上げていると、いつまでもここに座っていられるような気がしてくる不思議な空間。外の空気が心地よく抜けていきます。
お堂から見えるお庭。
お釈迦様を脇から見上げます。
九品仏浄真寺は、浄土宗のお寺です。実は、今は亡き祖父母の菩提寺が浄土宗のお寺だったので、とても親しみを感じます。開祖である法然上人についての本も読んだことがあったので、ご挨拶してきました。ご本尊の左にいらっしゃいました。
法然上人の脇には、長い長い修行の間に螺髪が延びてしまった五劫思惟阿弥陀仏様。
ご本尊の後ろも入っていけたので、行ってみるとそこには。。
このお方、存じ上げなかったのですが、九品仏のゆるキャラ、きゅっぽんだそうです。
まんまるで結構大きいです。しゃべるときは、最後に「ぽん」がつくようです。
仏教の懐の深さを感じます。きゅっぽん、和みますね。
せっかくなので右隣に座ってツーショットも撮ってきました。
本堂をじっくりと満喫して外に出ると、本堂と対峙する下品堂・上品堂・中品堂がこれまた立派に構えています。
お釈迦様のいる本堂はこの世で、三つの下品・上品・中品堂はあの世(お浄土)だそうです。お浄土のお堂には、それぞれ三体の阿弥陀様がいて、これまた圧巻でした。
3体×3堂で、九品仏ということなんですね。
黄金の御身体に真っ青な螺髪が大変鮮やかな阿弥陀様。きゅっぽんもしっかり倣っていますね。
京都や鎌倉などを除き、一度にこんなたくさんの像を拝めるお寺は身近にはなかなかないのではないのでしょうか?
九品仏についての知識を全く持っていなかったため、驚きでいっぱいの訪問となりました。境内でゆっくりされている方もちらほらいて、なんとも素敵な開かれたお寺だなと思いました。
またぜひ秋にでも来たいねといいながら後にします。
本当はこの後、とある教会にも行ってみようと、てくてくひたすら歩いて行ったのですが、この日はあいにく入ることができず。。
後日出直しということに。
最終的に学芸大駅まで歩き、お腹はぺこぺこ、、でも何が食べたいかもわからない、、という状況で、気になるジェラートの看板を発見!
矢印に従って行くと、PREFERITAというかわいいジェラート屋さんがありました。
向かいにあるイタリアンのお店の姉妹店のようです。
素材にもこだわっているようで、どの味もおいしそう!迷ったのですが、チョコミントとピスタチオをチョイス♡ 夫はチョコミントが好きなのですが、このチョコミントは、なんちゃってフレーバーではなくて、濃厚なチョコアイスの中にミントの葉がしっかり練りこまれていて、美味。。。ピスタチオももちろんおいしかったです。
ノンホモミルクのジェラートも気になりました。今度来たらこれだな。
新しい発見の多い散歩となりました。
サンポスカヤ